ニジマス

英名:ゴールデントラウト
目:サケ目
科:サケ科

釣堀(管理釣り場)でいうマス釣りといえばこの魚。
釣りを行う人であれば、何度か見たこと、釣ったことがある魚と思われる。
この魚について、小さい頃から疑問があった。
それは、自然繁殖がほんの一部でしか行われていないということだ。
外来種であるニジマスは、明治10年(だったかな?)に北米から輸入され、神奈川県芦ノ湖に放流されたのが始めだったような気がする。
養殖が容易なため、どこの河川でも釣れるというイメージがあるが実は自然繁殖ができない謎の魚である。
2年ぐらい前に、実家の近くに流れる川に釣りに行ったところ、20cm弱のニジマスを釣ることができた。
しかしその川には、漁業組合というものはなく放流するということもない。
小さい頃に上流でマスを養殖していた家があったが当に潰れてしまっているため、そこからの落ちマスとは考えにくい。
ニジマスは1年で約20cmほどに成長する魚であるため、釣り上げたニジマスは、1年物、もしくは2年弱と想定できる。
この問題は、自然繁殖ができるのか否かである。
富士山からの湧き水で水量、水温は一定。
自然繁殖が出来ないのではなく、自然繁殖の調査をしていないのが実情ではないかと思う。
日本で確認とれているは、日光中禅寺湖とその周りの河川、秋田県男鹿市、北海道の十勝川などである。
自分に金銭面と時間的余裕が出来たら調べてみたい項目である。